会食恐怖症ではありますが『おいしく外でご飯が食べられる』というときが、たまにあります。
先日のことですが、 夫と行った中華料理屋さんでの食事は、とてもおいしく楽しく食べることができたんですよね。しかも完食。
『この調子なら外食大丈夫かな?』
そう思って翌日、別のお店で外食を試みたんですけど、見事に撃沈。
全然食べることができませんでした。
食べることができたときと、食べられなかったとき。
この違いは何だったんでしょう?
違いに気付けば『どうすれば食べられるようになるか』が分かるかもしれない。
そう思ったので、違いについて考えてみることにしました。
食べることができたときはリラックスできていた
振り返ってみると、食べることができたときは『気持ち悪くなったらどうしよう』『残してしまったらどうしよう』なんてことを考えていませんでした。

いつもなら『外食』というだけで考え込んでしまうのに、そのときはリラックスした状態で食べることができたんです。
その理由をさらに掘り下げてみました。
リラックスしていた理由
中華料理屋さんに行く前は、夫婦で昼くらいから夕方まで遊びに行っていたんですね。
しっかり外で遊んで、身体はくたくた。
さあ帰ろうかというときに、夫が『前よく行っていた中華料理屋に行きたい』と言いました。

私、何の気なしにOK。
いつもなら外でご飯と考えるだけで尻込みするものですが、その日は特に何も考えず。
家に帰って夕飯を作るのはちょっと面倒。そんな思いもあったのかもしれません。
食事のときも、気持ち悪くなることなくおいしく完食。
いっぱい遊んだことで、心の中は楽しい気持ちで満たされていたんですね。
楽しい思いでいっぱいになっていたことが、リラックスに繋がったのでしょう。
食べられなかった理由
翌日『この調子なら大丈夫かも』と思って別のお店で外食に臨んだわけですが、結果は撃沈。
理由を思い起こしてみると、出かける前から外食のことばかり考えてしまっていたんです。
『気持ち悪くなったらどうしよう』『食べきれなかったらどうしよう』って。

結果、緊張と不安でいっぱいになってしまい、食べられなかったのだろうなと推測。
外でご飯を食べることを目的としてしまったことで、出かける前から頭の中は外食のことばかりになってしまいました。
リラックスできれば外食も怖くない。
- リラックスできているときは、外食ができる。
- 緊張しているときは、外食ができない。
という状態を、2日間の間で経験しました。
リラックスしていれば外でも食べられる。
ならば、常にリラックス状態で外食に臨むことができれば、問題なく外食できそうですよね。

では、そもそも『リラックス』ってどんな状態のことをいうのでしょう?
リラックスとは何か
辞書には
緊張をほぐしてくつろぐこととかゆったりすること。
心と身体の緊張が解けた状態。
などと書かれています。
ならば『緊張』は?
慣れない物事などに直面して、心が張りつめて身体がかたくなること。
心が張り詰めている状態とは、自分の内面の問題ですよね。
つまり緊張とは、自分の内側に意識が向けられた状態ということ。
それならば、心と身体の緊張の解けた状態である『リラックス』は、自分ではなく『外に意識が向けられた状態』ともいえるかな、と思います。
外に意識を向けるには?
- 外食が怖い
- 気分が悪くなったらどうしよう
- 残してしまったらどうしよう
私もそうですが、会食恐怖症の方は上記の様に思い悩んでしまいがちですよね。
でもこれが『自分の内側に意識を向けた状態』なんです。
だからリラックスするためには、その逆『意識を外に向ける』ことをしなくてはなりません。
では、どうすればいいか?
まずは家族や友人・恋人といった『親しいひと』と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

共に楽しんで過ごすためにはどうすればいいかと、相手のことを考える必要がでてきます。
相手に興味を持ち意識を向けることで、自分に向ける意識は薄れていくはず。
一緒に楽しむことができれば、心の中も楽しい気持ちでいっぱいに。
それがリラックスに繋がり、会食恐怖症の克服にも繋がっていくのではないでしょうか。
まとめ
今回、楽しい気持ちで満たされた状態で外食してみた結果。
『気持ち悪くなったらどうしよう』などといったことを考えることなく、外食することができました。

つまり、リラックスできていれば、外食も怖くないんです!
そのためには、意識を外に向けることが必要!!
- 誰か親しいひとと一緒に楽しんで、過ごす。
- 相手に意識を向けること。
自分に意識を向けるのをちょっとやめてみましょう。
リラックスした状態ならば、外食してもきっと大丈夫になるはずです。