【会食恐怖症】でも『リラックスできていれば、外食できる』というのが持論です。
では、リラックスとは身体がどういう状態のことをいうのでしょう?
キーワードは自律神経。
自律神経って誰もが一度は聞いたことがあると思います。
リラックスしている状態って、実はこの自律神経が大きく関わっているんですね。
自律神経が緊張・不安やリラックスを司っているといっても過言ではないのです。
つまり、自律神経は【会食恐怖症】を克服するカギともいえるんです!
そもそも自律神経とはなにか
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経系統で成り立つ神経のこと。
内臓の働きや代謝、体温といった身体の機能を調整しています。

交感神経
交感神経は、昼間や活動しているときに活発になります。
ストレスを受けると交感神経が優位な状態となり、 緊張したり不安になったりするのです。
副交感神経
副交感神経は、夜間やリラックスしているときに活発になる神経です。
リラックスするためには、副交感神経の働きが必要不可欠というわけですね。
交感神経と副交感神経とのバランスが大事!
ストレスを受けると交感神経が優位になり、不安や緊張といった症状があらわれます。
ならば『副交感神経が優位になるようにすればいいのでは?』と思ってしまいがち。
でも、それはちょっと間違い。
必要に応じて、交感神経と副交感神経が相互に切り替り、うまくバランスを保っていくことが大事なんです。

会食恐怖症と自律神経の関係
ストレスを受けると交感神経が優位になります。
では、このストレスを『外食が怖い』という感情にあてはめて考えてみます。

外食が怖いというストレスから交感神経が優位になり、自律神経が乱れます。
そして緊張したり不安になることで、さらに外食が怖くなってしまう……。
この悪循環に陥ってしまうことで【会食恐怖症】が発症してしまうと考えられます。
なので、自律神経のバランスを整えることは【会食恐怖症】の改善・克服に繋がるんです!
自律神経のバランスを整えるには?
自律神経の乱れる主な原因は『生活習慣の乱れ』。
- 食生活
- 運動
- 睡眠
- 姿勢
生活習慣を改善し、自律神経のバランスを正常に戻していきましょう。
食生活
胃腸が乱れると、自律神経も乱れてしまいます。
- レトルト食品・加工食品などは控えめにする。
- 栄養バランスの整った食事を摂るように心がける。
腸内環境を整えていくことが必要です。
運動
運動すると眠くなるし、おなかもすいてきますよね。
なので、適度に身体を動かすようにしていきましょう。

運動が苦手な場合は、踏み台昇降運動や寝る前のストレッチなどがおススメです。

睡眠

良質な眠りには、副交感神経の働きが必要不可欠。
眠る前には、副交感神経の働きを高めるために、身体をリラックスさせましょう。
ぬるめのお湯での入浴や寝る前のストレッチ・音楽を聴くなど、自分に合ったリラックス方法で。
ただし、寝る前のスマホやパソコンは厳禁。
スマホやパソコン画面の光は交感神経に優位にしてしまうので、眠りにつくのを妨げます。
姿勢
猫背などの悪い姿勢は、肩コリ・首コリの原因に。
筋肉が固くなることで、神経が圧迫されてしまいます。
姿勢を正しく保つように心がけ、肩コリ・首コリを予防しましょう。

同じ姿勢でのデスクワークや、スマホの見過ぎにも要注意です。
まとめ
【会食恐怖症】を改善・克服していくためには、自律神経のバランスを整えることが大切。
そのために、まずは
- 食生活
- 運動
- 睡眠
- 姿勢
といった、生活習慣を見直してみましょう。
生活習慣を改善することで、乱れた自律神経のバランスは整います。
自律神経のバランスを整え、【会食恐怖症】を改善・克服していきましょう!

