自律神経のバランスを整えるためには、運動が効果的といわれています。
実際、身体を動かすと気持ちがスッキリしますよね。
でも、運動をしたほうがいいと分かっていても、身体を動かすのは正直苦手。
外に出るのは億劫だし、運動のために器具をそろえるのもお金がもったいない……。
ただでさえ好きではない運動のために、準備をするのはハッキリいって面倒です。
でも【踏み台昇降運動】ならば、自宅で外に出ることなく運動することができるんですよ!
踏み台昇降運動とは
小・中学校でスポーツテストに導入されていた時期もあるので、やったことがある方も多いのではないでしょうか。
高さ10cm~30cmの台をひたすら上ったり下りたりを繰り返す運動のことです。

踏み台昇降運動は、運動のなかでも自律神経のバランスを整えるのに効果的なものだといわれているんです!
自律神経のバランスを整えるのに有効な理由
踏み台昇降運動は有酸素運動のひとつ。
有酸素運動は血流を改善し『セロトニン』の分泌を促してくれます。
セロトニンは副交感神経を優位な状態にし、自律神経の働きを正常化してくれる、別名『幸せホルモン』のこと。

踏み台昇降運動のような、台を上り下りする一定のリズムをキープして行う運動はセロトニンの分泌をさらに活性化してくれるんです!
なので、踏み台昇降運動は自律神経のバランスを整えるのに、とても効果的というワケなんですね。
踏み台昇降運動のおススメポイント
自宅で気軽にできる
外で運動するときに、気になるのはお天気のこと。
せっかく運動しようという気になっているのに、雨が降っていたらやる気も半減してしまいます。

晴れていたとしても、着替えや日焼け止め対策といったことを気にしなければいけません。
でも踏み台さえあれば、思い立ったときにすぐにできるのが、踏み台昇降運動のいいところ!
自宅ならば、天気や身だしなみを気にすることなく運動することができます。
マイペースにできる
自宅での踏み台昇降運動ならば、途中で疲れたり足が痛くなったりしてもすぐに止めることができるので、身体にも安心。

テレビや音楽を聴きながらでもできるので、飽きずに楽しく続けられますね!
用意するもの
踏み台昇降運動になくてはならないもの。
それは踏み台。
10cm~20cmくらいの高さの踏み台を用意しましょう。
踏み台がない場合は、読まなくなった雑誌・カタログなどを束ねて作ったものでもOK。
ただし、崩れたりしないようにガムテープでぐるぐる巻きにしてくださいね。
崩れると転倒してしまう恐れがありますので、とても危険です。
心配な方は、専用の踏み台を購入するのがおススメ!
高さ調節ができるようになっていたり、滑らないように工夫されています。
踏み台昇降運動のやり方
踏み台を上り下りするだけの運動なので、やり方もとっても簡単。
- まずは軽くストレッチ
- 踏み台をセットする
- 踏み台にのぼる
- のぼった方の足からおりる
踏み台昇降運動のやり方を、簡単に解説していきますね。
1.まずは軽くストレッチ
気軽に始めやすい踏み台昇降運動とはいえ、これも立派な有酸素運動。
念のため、『足首を回す』『屈伸をする』といったストレッチをして、身体を慣らしておきましょう。
2.踏み台をセットする
踏み台は高くなるほど、運動量が増えていきます。
はじめのうちはすぐに疲れてしまうでしょうから、まずは低めの高さからスタート。

慣れてきたら、徐々に高くしていくのがいいでしょう。
3.踏み台にのぼる
左右どちらの足からでもいいので、片足をあげて踏み台にのぼり、もう一方の足を踏み台に乗せます。
4.のぼった方の足からおりる
のぼった方の足から踏み台の手前におります。
右足からのぼったら、右足からおりるようにしましょう。

また、ずっと同じ足からのぼっていると、筋肉の使い方に差が出てしまいます。
左右の差が出ないように、ときどき足を変えるようにしてくださいね。
5.踏み台昇降運動をやる時間は20分くらい
有酸素運動は20分以上やると効果があるといわれています。
なので、目標は20分!
ただ普段運動をしていないと、10分続けるのもけっこう大変……。
まずは5分くらいを目安にして、最終的に20分くらいできるようにしていきましょう!
まとめ

踏み台昇降運動ならば、自宅で行うことができるので、天気や着替えのことを気にする必要はありません。
いつでも好きなときにできるのが、踏み台昇降運動の利点です。
踏み台昇降運動をやったあとは、運動後のほどよい疲れと、頭のなかがスッキリと意識が切り替えられているのを感じるはず!
まずは始めてみるのがおススメ。
踏み台昇降運動を習慣にして、自律神経のバランスを整えていきましょう!
実際にやってみると分かるのですが、踏み台昇降運動を終えた後は、気持ちがスッキリ!
意識が切り替わるのを感じます。