トラベラーズノートを愛用している方は、カスタマイズ欲が強いはず!
と、勝手に思っていたりしています。
ゴムの色を変えたりチャームを付けたり、カスタマイズは無限大。
そんなトラベラーズノートをさらにカスタムすべく、カバーを自作してみることにしました。
不器用さには定評のある私ですが、トラベラーズノートのカバーを簡単に作ることができたので、作り方を紹介します!
トラベラーズノートカバーの自作に必要なもの
必要な材料

- 革
- リペアキット
1. 革
トラベラーズノートカバー(レギュラー)の大きさは25cm×22cm。
なので、それよりもちょっと大きめの革を用意しましょう。
革の色はお好きなものを。
自分の好きな色で作ることができるのが、自作カバーの魅力。
あと、ちょっとかための革の方が、カバーとしては使いやすいかな?

今回、レザーマートさんで購入した『ティーポ』のグレーを使用しました。
ちょっと茶色っぽいんですけど、なかなかきれいな色です。
2. リペアキット
リペアキットは公式から出ているものです。
100円ショップで、必要な色のゴムだけ買ってもいいんです。
でもこのリペアキット。
ぱっと見、高そうに見えますけど実際はとても安いんですよ。

だって1mのゴムが8色入り。しおり用の紐も2色入ってる。
そしてしおりを留める金具もついて、お値段なんと800円。
リペアキット超おすすめ。
必要な道具
今回、ノートカバーを作るのに使った道具のご紹介。
最低、これだけあれば作ることができます。
- 定規
- カッター
- カッターマット
- 穴あけポンチ
- 穴あけポンチ用下受け台
- ハンマー

1. 定規
長さは最低30cmは必要です。
長すぎても使いづらいとは思いますが、短いのはダメ絶対。
2. カッター
なんとなくロータリーカッターを使いましたが、普通のカッターでも大丈夫です。

でも革を切るのに結構力がいるので、ちょっと大きめのしっかりしたカッターがいいと思います。
3. カッターマット
マットがないと机が傷ついちゃいますからね。
安いやつで十分ですが、使い勝手を考えたら大きめサイズを使うのがいいかも。
30cmだとちょっとやりづらいです(実体験)。
4. 穴あけポンチ(ハトメ抜き)
ゴムを通す穴を開けるのに使います。
キリや目打ちでも無理やり開けることはできますが、ポンチを使った方がきれい。
5. 穴あけポンチ用下受け台
穴あけポンチとセットで使用。
カッターマットでも大丈夫だとは思うけど、あった方がちょっと安心。
6. ハンマー
これも穴あけポンチとセットで。
ポンチを叩いて革に穴を開けるのに必要。
トラベラーズノートカバーの作り方
さて、いよいよカバーを作っていきます。
トラベラーズノートカバーを作る工程は、ざっくりと分けて4つ。

- 革を切る
- 穴を開ける
- ゴムを通す
- しおりを付ける
見れば見るほど、単純な工程ですね。
革を切る
公式のトラベラーズノートカバー(レギュラー)の大きさは25cm×22cm。
同じ大きさで作りたかったので、革をカッターで25cm×22cmの大きさに切り出しました。
ノートを複数挟んだりしたいという場合は、26~27cmくらいにしてもいいかも。

角を丸く落とすと、引っかかりがなくなって使いやすくなります。

カッターで丸くするのが難しい場合は、爪切りを使うのも手。
仕上がりはちょっと雑になるけど、簡単に丸く落とせます。

穴を開ける
中心線上に1つ。
上下に2つずつで計5か所、穴を開けます。


穴を開ける位置に印を付けて、穴あけポンチをセット。
位置を合わせて、ハンマーでポンチが下に抜けるまで叩きます。

ちょっと位置がずれたりもしたけど、わりときれいに開けることができました。

ゴムを通す
穴を開けたらゴムを通しましょう。
上下の4か所にゴムを通して、裏側で結びます。


中心の穴にも通します。
ゴムを重ねて通すから、中心の穴はちょっと大きめにした方がやりやすいかも。


穴に通したら裏側で結びます。
チャームを付ける場合は、結ぶ前に付けましょう。
しおりを付ける
リペアキットのしおり紐を使おうかと思いましたが、手持ちにスエード調の紐があったので使ってみました。

しおり紐をゴムに結び付けたらできあがり。
チャームはお好みで。
もちろんあった方が可愛いし、オリジナリティがでますよね。
完成
そして完成したトラベラーズノート自作カバーがこちら。


我ながらよくできたと思うのですが、なかなかイイ感じに見えませんか?
まとめ
トラベラーズノートカバーの作り方は、とっても簡単。
なんとたったの4工程!
- 革を切る
- 穴を開ける
- ゴムを通す
- しおりを付ける
なんだか一息で説明できそうですね。
『革切って穴開けてゴム通してしおり付けるだけ』って。
もちろんレザークラフトなので、 革の床面(裏側)やコバ(断面)を磨いたりと、やるべきことはあります。
でもノートカバーの形を作るだけならば、あっという間にできちゃいます。
こだわって作りたいところは、後からなんとかすればいいんですよ。
とりあえず形を作ってみれば、自分のこだわりポイントも見えてくるはず。
まずはオリジナルなトラベラーズノートのカバーを作ってみませんか?
自分で作れば、愛着もひとしおです!
